
日本政策金融公庫は長期で貸してくれる!
特徴その3 長期で貸してくれる!
民間の金融機関からの借り入れをする際、大体どれぐらいの期限で借りることができるでしょうか。信用保証協会の保証があれば融資期間10年といった形での長期借入れが可能ですが、通常は1年以内に期限の到来する短期借入れが一般的です。
業績が安定している状態での借入れであれば、このような短期借入れでも問題はないでしょう。
ですが、通常融資を受けたいと思われている中小企業や個人事業主の方々は、現在資金繰りが厳しく、業績も安定していないといった状況のほうが多いでしょう。そのような状況下で短期借入れを行った場合は、短期借入れの借り替えを繰り返し行うといった方法をとることは極めて難しいです。
なぜなら、民間金融機関は営利を目的としているので、融資先の業績が落ち込んで回収が難しそうだということになれば、さっさと手を引きたいと考えているからです。つまり、銀行からの借入れが一般的に短期借入れとなっているのは、すべて民間金融機関の都合によるものなのです。
しかし、日本政策金融機関は違います。
日本政策金融公庫は普通貸付の運転資金を、最長5年間貸してくれます。
業績が悪化したからといって、民間の金融機関のようにすぐに全額返して下さいなどと言われることがありませんので、余裕を持って徐々に返済していくことが出来ます。そうすれば、当然資金繰りも安定したものになります。
もちろん、民間金融機関が一切長期の融資を行わないとは限りません。財政状態が良好な大企業には喜んで長期の融資を行うこともあるでしょう。信託銀行などは長期の貸付に積極的ですし、生命保険会社なども長期の資金を貸してくれます。
もっとも、長期の融資の場合は、短期の場合とは違って、会社の業績が悪化して倒産しそうだと分かってもすぐには回収できないというリスクを民間金融機関は負うことになります。ですので、このような長期の借入れを民間金融機関から受けた場合は、リスクに相当する分だけ、原則として短期で借りる場合よりも金利は高く設定されることになります。
では、日本政策金融公庫の場合はどうでしょうか。「日本政策金融公庫は金利が安い!」のページでご案内させていただいたように、現在の日本政策金融公庫の金利は2.15%です。
日本政策金融公庫は、短期と長期を区別せずに、2.15%という非常に低い金利が設定されているのです。日本政策金融公庫が、国民のために作られた公的な金融機関であることがお分かり頂けるでしょう。
日本政策金融公庫なら、長期で借りられて、しかも低金利!。
ここで誤解のないようにご注意いただきたいのは、日本政策金融公庫からの借入れについても、長期借入れほど金利が高くなるという原則は当てはまるということです。日本政策金融公庫の基準利率をご覧ください。5年以内の借入れについては最も低い金利が適用されていますが、5年を超えると金利が徐々に上昇していっていることが判ります。
長期かつ低い金利での借入れを実現させることが、資金繰りを安定させ、事業の発展に繋がっていくのです。
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